Rを用いたQRコードの作成方法【コード付き】
【記事作成者】 酒井 裕麻 (株式会社Bistro 代表取締役社長)
本記事の内容
この記事ではRを使ったQRコードの作成方法について紹介します。
R (R studio)の導入方法は以下の記事を確認してください。
RとR Studioのインストール方法 【誰でもできる画像解説付き】
QRコードを作成することで、任意のURLリンクに簡単に遷移させる導線を構築することが出来ます。
Rに慣れ浸しむためにも、QRコードを作成してRを楽しんでみてください。
(※参考 : QRコード – Wikipedia)
R studioでのQRコードの作成
qrencoderというパッケージを利用することで簡単にQRコードの作成を行うことが出来ます。
まずはqrencoderをRにインストールしましょう。
パッケージのインストールにはinstall.package関数を使用します。
以下のコードを実際にRに打ち込んでみましょう。
install.packages("qrencoder")
※ダブルクオーテーションでパッケージ名はくくってください。
インストールが完了し”The downloaded binary packages are in”と表示されたら、QRコードの作成の準備は完了です。
QRコードの作成コード
QRコードの作成には以下のコードを使用します。
URL = “https://hogehoge”のダブルクオーテーション内部がQRコードを読み込んだ際に表示されるURLになります。
library("qrencoder")
URL = "https://hogehoge"
QRRaster = qrencode_raster(URL)
image(QRRaster, asp = 1, col = c("white", "black"),
axes = FALSE, xlab = "", ylab = "")

上記のコードの実行結果で以下のQRコードが出力されました。

今回の処理は以下のような構造になっていました。
- library(“qrencoder”) : qrencoderというパッケージを読み出す
- URL = “https://hogehoge” : URLという箱にQRコード化したいURLを入れ込む
- QRRaster = qrencode_raster(URL) : qrencode_rasterという関数を使ってQRコードデータの作成を行う
- image(QRRaster, asp = 1, col = c(“white”, “black”), axes = FALSE, xlab = “”, ylab = “”) : QRコードデータを画像化する
投稿者プロフィール

- 酒井 裕麻株式会社Bistro - 代表取締役社長
-
慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 卒業。
外資系広告代理店 McCann Erickson に新卒で入社し、アナリストとしてマーケティングリサーチからマーケティングミックスモデリング(MMM)まで幅広い分析業務に従事。
その後独立し、データマーケティングカンパニー 株式会社Bistro を設立。
現在は大手通信キャリア、銀行、IT企業、広告代理店など幅広いクライアントに対し、データ分析基盤の構築からBI導入、広告効果分析・最適化まで、データ活用に関する包括的な支援を行っている。
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